写真集 美しい刑務所 明示の名煉瓦建築 奈良少年刑務所
明治政府が造った「五大監獄」のひとつで唯一全体像が現存している奈良の
少年刑務所もいよいよ今年の3月で運用を停止する。
その後の利活用が検討されていますが、はたしてホテル建築にリノベーション
されるのか、はたまた博物館的なものに変わるのか?
建築物の保存活用が決まったのは喜ばしいことですが、この少年刑務所で
行われていた、矯正教育、評価が高かった社会性涵養プログラムなどがどうなって
しまうのか、それを支えていた地元自治会をはじめとする多くのコミュニケーションは
どうかわるのかなども心配されているところのようです。
ハードだけでは無くソフトの継承も大切ですよ!とこの美しい写真集をつくった
人たちは訴えかけています。